ラーメン&つけ麺食べ歩き
雅
(福島県 白河市)
店名 手打らーめん 雅(みやび) 住所等 福島県白河市白坂字勝多石30-1 【地図表示】 禁煙 タバコ可(灰皿あり) 訪問日 2006年7月上旬 手打ラーメン 600円
ゴマみそラーメン 750円
〜手打ラーメン雅 その1〜
お店に到着しました、JR東北本線の白坂駅から徒歩7分ほど。
県道に面した判りやすい場所ですが、
いわゆる白河の中心商業地からはやや離れた場所です。
お店は一軒家風の造りです。
店頭に15台ほどの駐車スペースがあります。
赤いノレンをくぐって入店します。
ドアを入ると左手側が客席スペース、右側が厨房です。
店頭に貼られた営業時間と定休日。
最近、定休日が変更になったようですね。
民芸調の店内はL字型に小上がりスペースが広がります。
ほう・・・すかし彫りの衝立が粋ですな。雑誌類も置いてありますぞ。
四人掛けテーブルもあります。
フロア中央のストーブは一年中あるのかな?
卓上のメニューです。
「雅(背脂とにんにくオイル入)」や「豆乳ラーメン」など、白河の概念を打ち破る意欲作もあり、
平日の昼14時までは半ライスのサービスがあるようです。
「手打ラーメン」を注文しました。
その後、あまりの美味しさに驚き、すかさず「ゴマみそラーメン」も追加。
メニューの裏面です。
ほう・・・・「無化調」ですか。
「お酢ドリンク」と言うのは珍しいですね。
2006年7月上旬 手打ラーメン 600円
(この写真はクリックで拡大します)
類まれなる「優しさ」と「美味しさ」を併せ持つ究極的一杯。
実に・・・「心安らぐ味」「深く癒される味」・・・。
食べ手のハートをしっかりと満たしてくれる、あたたかな「美味しさ」ですね。
こちらのラーメンを食べると・・・「弱い味」と「優しい味」とは、
全くの別物であることが極めて良く判ります。
多くの地元客がこちらのお店を薦める理由が判りました。
間違いなく、将来の白河を背負って立つ実力店の一つでしょう。
ρ(TーT*)
一口飲んだ瞬間から・・・・その無類の「優しさ」に驚かされるスープ。
醤油ダレの柔らかな味わいと、鶏ガラのグルタミン酸系の旨味がしっかりと舌に乗って来て、
そして何より・・・慌ただしさ、煩わしさ、猥雑さ等のない「心に嬉しい味」。
「あっさり」なのだが、決して「物足りなくない」・・・・ベストポイントを突いた油の量感もお見事。
他の白河手打ち麺と比較すると、この「薄地」&「平打ち」スタイルが一番の特徴だと思います。
この形状が、麺の動きに「軽さ」を生み、舌の上で「フワッ」とする優しい口当たりを放つのでしょう。
豊かな縮れとネジレで、汁気の多い、実に立体的なすすり心地も特徴。
麺の色からすると、かなりスープを吸い易いようですね。
多加水感たっぷりのモチモチした優しい「コシ」に加え、
すすると、やや「縦」に伸びる感じがあり、いわゆる豊かな「アシ」のある麺。
多加水ゆえのアシに加え、縮れがスプリングの役目を果たし、「ポヨポヨ」弾む食感が最高です。
本当に毎日でも食べられるし、食べたくなる味わいですな。
2006年7月上旬 手打ラーメン 600円
白河の街からやや外れた白坂駅近くにある、白河で人気の手打&無化調ラーメンのお店。
こちらのお店は全国的にはまだそれほど有名ではないようだが、白河訪問に先立ち、福島県の有名ラーメンサイトを拝見したところ、多数の地元実食者から軒並み絶賛されていたので、興味が湧いて訪問してみた。
既に夕暮れを過ぎ、夜になってしまっていたこともあるが、白河の中心街から少しだけ山間部へ入る形になり、そのため途中で街灯が少ない道を進む事になるので、しっかりと道順を覚えて訪問した方が良いと思う。
いざ到着してみれば、お店は県道に面していて、JR東北本線の踏切の近くにあり、大きな看板で判りやすかった。
注文を取りに来た店主氏を見て、すぐに「これは相当に美味しいラーメンが期待できるな・・・」と密かに確信めいたものを感じた。
まだ若そうな店主氏は、その柔和な接客とは裏腹に、肩、胸、腕の筋肉がまるでアメフト選手のように隆々と盛り上がっている。この立派な体格・・・・日々の気合の入った「麺打ち」の賜物に間違いないだろう。
そして、メニューを見てみると、店名の「雅」を冠した背脂とにんにくオイル入りメニューや「豆乳ラーメン」など、昔ながらの醤油味が主流の既存の白河ラーメンの概念を打ち破る意欲作があり、また裏面には「化学調味料は一切使用していません!!」と書かれていて、ますます期待が高まって来る。
登場したラーメン・・・・スープからは鶏ガラの香りがとても豊かに感じられる。
そして、一口スープを口に含むと、「美味しい」とか「旨い」と言う感覚よりも、まず真っ先に脳裏に浮かんだ言葉は・・・・・素晴らしく「優しい味」であった。
脳裏に浮かんだだけでなく、思わず声に出して「何と言う優しい味だろう・・・」と一人呟いてしまったほどだ。
ただ、「優しいスープ」と言うと、味が大人しく、奥ゆかしく、薄味なスープを連想してしまうが、そういうタイプの「優しさ」とは、次元の違う「優しさ」を持つスープなのだ。
こちらのスープは、味わいに曖昧さが一切なく、醤油ダレの柔らかな味わいと、ミリンの極めてほんのりとした甘味、鶏ガラによるとおぼしきグルタミン酸系の旨味がしっかりと舌に乗って来る。
また油感も決して少な過ぎず、かといって多過ぎず・・・・の量感が絶妙である。「あっさり」なのだが、決して「物足りなくない」と言う・・・・ベストポイントを突いた100点満点の着地点だ。
つまりは、味が弱いとか、足りないとかは絶無で、はっきりとした輪郭が描かれ、とても美味しいのに、何とも「優しい味わい」・・・・言うなれば、その口当たりの良さに加え、慌ただしさや煩わしさ、猥雑さが一切ないと言う意味での「やさしい味」「心安らぐ味」なのである。
一方の麺も、実に会心の出来栄えだ。
まず、縮れた麺が「ワラワラワラ・・・」と、口に入って来る感触が非常に楽しい。
すすってみると、それらの縮れ、ネジレ部分にたっぷりとスープが乗り、多加水感も加わって、「チュルルン、チュルルルン」と、汁気たっぷりで、立体的な、小気味良いすすり心地を放つ。
そして、すする時に気付くのだが、麺が「縦」に良く伸びる感じがあり、いわゆる豊かな「アシ」のある麺である事が判る。縮れがスプリングの役目を果たしているのもあると思うが、手打ちならではの多加水の麺生地自体が「ポヨポヨ」と弾む豊かな粘り気を持っているのだ。
ちなみに、よく麺の話になると「横」方向の歯応えである「コシ」ばかりが話題になるが、本来、麺の魅力を語るには、「縦」方向の伸びを表現する「アシ」の話を抜きにしては語れないだろう。
実際、こちらの麺は、その「アシ」の豊かさがもたらす独特な「すすり心地」の気持ち良さが、食べ手に極めて高い満足感と、深く「ハマる」常習性をもたらしているのだと思う。
そして、麺の形状が絶妙に「平打ち」で、「薄地」なため、麺の動きに「軽さ」があり、舌の上で「フワッ」とする優しい口当たりがある。他の白河手打ち麺と比較すると、この「薄地の平打ち」がこちらのお店の麺の一番の特徴だと思う。
硬く練り固めてしまった感じが微塵もなく、麺が実に活き活きとしていると言うか・・・・まるで生命が吹き込まれているような、リアルでビビッドな口中での動き方だ。さらに、噛むと「モッチ、モッチ」と歯を包み込むモチモチ感を備え、いよいよ飲み込めば・・・・ゆっくりとノドを通ってゆく、そのどこまでも優しくてゆるやかなノド越しに・・・・思わず、「陶酔感」、「恍惚感」さえ覚えてしまう。
これぞ、まさしく「手打ちの奥義」を極めたかのような・・・・素晴らしい麺であり、それでいて、妙に気負いすぎず、実に「自然体」な美味しさ・・・・本当に毎日でも食べられるし、食べたくなる味わいだと思う。
チャーシューは、白河独特の蒸し焼らしい「モサモサ」とする食感で、やや硬めの歯応えが残っているが、薄切りなのでトータルでは丁度良い食感に感じる。肉の旨味はモモ肉らしい、あっさりとした淡白なもの。
メンマはカリカリとやや硬めにクラックするタイプで、これもその分やや薄めに切られている。麺とスープの美味しさに圧倒されて良く確認しなかったのだが、ひょっとしたら手間を掛けて手裂きしているメンマのようにも感じられた。包丁切りと違い、手裂きすると断面がささ立ち、その分味が良く染み込むのだ。
食べ終えてみれば・・・・・
「手打ち」と言う看板を掲げていても、せっかくの手打ちの意味が上手に表現されていないと感じるお店であったり、もしくは「本当に手打ち?機械打ちじゃないのかな?」などと感じてしまうお店もある中、こちらのお店は、本当に100%「本当に本物の手打ち」麺の醍醐味を堪能させてくれた。
そして、その麺に組み合わせられるスープは、実に・・・「心安らぐ味」「深く癒される味」・・・類まれなる「優しさ」と「美味しさ」を併せ持った究極的スープである。
既に「素材がどうの・・・」「タレがこうの・・・」と言うレヴェルではなく、まるで慈愛に満ちた「聖母マリア」か「弥勒菩薩」の優しい微笑みの如し、芸術的テンダー・テイスト・・・。
飲めば飲むほど・・・・「平穏な」「心安らかな」心理状態になれる不思議な癒し系のパワーがある。
まさに、食べ手のハートをしっかりと満たしてくれる、心に沁みる温かな「一杯」だ。「舌で味わう」だけではなく、「心で味わえる」貴重な一杯だと思う。
そして、こちらのラーメンを食べると・・・・「弱い味」と「優しい味」とは、実は似て非なるものであり、全くの「別物」であると言う事を極めてはっきりと悟らされる。
今まで無数のラーメンを食べて来たが、ここまで心地良い「優しさ」が印象に残るラーメンは初めてだ。
今回は、連食のため、僅かにスープを残してしまったが、もし近所にあれば週5回以上は通うのは間違いないだろう。
(麺は完食。スープは8割飲んだ。)
↓続きあり
〜手打ちラーメン雅 その2〜
同上日 ゴマみそラーメン 750円
(この写真はクリックで拡大します)
ゴマ味噌ラーメンも同様に非常に「優しい味」です。
「味噌」なのに、これほど優しい「ハートフル・テイスト」に仕上げられるとは・・・
作り手の素晴らしいセンスを感じます。
まるで、麺も、スープも、食べた瞬間からすぐに「体の一部」として
瞬時に同化してしまうような・・・・不思議な感覚。
単なる美味しさだけではない・・・
まさに「天の恵」かと思うほど、体に優しく、心に嬉しいラーメンですね。
美味しく、楽しく、体に良い滋味を持ち、ボリュームもたっぷりで、
全てに「パーフェクト」な一杯。
旨味はしっかりと「のって」いるのに、味のカドや塩辛さや雑味などが微塵もなく、
舌に、体に、心に・・・・じんわりと沁み込んで来るような・・・・温和で、朗らか、本当に優しい美味しさ。
スープの底まで見通しが効く味なので、ダシの味が生き、味わいにかなりの「奥行き」がある。
うーん・・・筆舌に尽くせない美味しさです。
香ばしいゴマ風味と、味噌特有のサラリとする粒子感が麺の表面に加わって、
一層、「ふくよか」「豊か」な口当たりに感じられます。
やはり、手打ち麺の本当の真価は、麺の「硬さ」にあるのではなく、
「柔らかさ」(多加水感)こそにある・・・・事を再確認する気分。
しかも、この「アシ」の豊かさがもたらす独特な「すすり心地」の気持ち良さが、
食べ手が深ーく「ハマる」常習性をもたらす由縁なのでしょう。
「フワワワワワッ・・・・」とする絶品のすすり心地。
麺の動きが非常にビビッド、噛めば無類のモッチリ感が歯を包み込む。
麺の一本一本にこれだけの縮れとネジレを
「手揉み」して付けるのは・・・毎日、もの凄い作業量でしょう。
同上日 ゴマみそラーメン 750円
本当は、「手打ちラーメン」一杯だけの予定であったが、あまりの美味しさに続けて「ゴマみそラーメン」をオーダーしてみた。
こちらは黒い器に入れられて登場したのだが、この器が結構背が高く、容量がたっぷりと入るタイプになっていて、スープも麺も実になみなみと入っていた。
スープには、さほど油が浮いていないため、ゴマの風味と味噌特有の醸造風味が「ホワホワ・・・」と、心地良く香り立っている。
一口飲んでみると・・・・・驚いたことに、これまた、先の醤油スープと全く同じタイプの「優しさ」をしっかりと持った「ハートフル・テイスト」のスープの味わいである。
一般に同じ店で食べても、醤油や塩よりも、味噌の方が濃厚で過剰なパンチを持たされたスープになっている事が多いように感じるのだが、こちらのお店は「醤油」も「味噌」も、まさに「同じ価値観」が感じられ、どうやら作り手としての一貫した「理念」を持って、調味されているように感じられる。
スープには細かく裁断された鷹の爪が浮き、辛味もあるのだが、決して「ドカンッ」と来る辛さではなく、あくまでアクセントとして「ピリピリ・・・」と来る程度の心地良い辛さであり、スープの柔らかく優しい味を全く乱していない。
透明感のある味噌スープなのに加え、この絶妙な辛味が、その味噌味の丁度真ん中位に水平に一本「ピーン・・・・」と、きれいな筋を通しているイメージだ。
そのため飲み口に味噌特有のベタッとした野暮ったさや重さがなく、味がいつまでも舌に残るクドさがないのが実にイイ。
実は、私が味噌ラーメンを今ひとつ好きになれないのは、この辺りの味噌特有の野暮さ、重さ、クドさに理由があるのだが、こちらの味噌スープは、その辺りのネガティブ要素をすべて見事に払拭している。
しかも、味噌スープにもかかわらずほとんど塩分感が感じられないので、ゴマと味噌本来の優しい滋養分をめいっぱい堪能できるとともに、スープの底まで見通しが効く味であり、そのためダシの味が生きていて、味わいにかなりの「奥行き」がある。
また、白髪ネギがアクセントとして「シャクッ」とした明るい歯触りを付与し、鷹の爪の辛味と対比させる形で、スウィートコーンが加えられて控えめながら「辛」と「甘」のコントラストを演じている。
これらの脇役陣が、こちらのゴマ味噌スープの味わいに一層の明るさと楽しさ、味わいの膨らみを与えているのは間違いないだろう。
それにしても、風味の強い「味噌」で、これほど「優しい味」に仕上げられる「センス」自体も驚きである・・・・。
一方の麺は、何とも言えない瑞々しい多加水感を持つのは先の醤油スープと同様のまま、味噌特有のサラリとする粒子感が表面に加わって、一層「ふくよか」な口当たりに感じられる。
「フワワワワワッ・・・・」とする絶品のすすり心地、アシが良く伸び、麺の動きも非常にビビッド、噛めば無類のモッチリ&モチモチ感が待ち構えているのだから・・・・ハフハフ、ズルズル、ゴクリ・・・・と、まるで永久機関のように、すするのがまるで止まらず、ほとんど「トランス」状態に近い興奮状態で食べ進んでしまった。
気が付けば・・・・器の中の大量の麺は、いつの間にかすべて私の胃の中へと収容されていた。
それにしても、こちらの手打ち麺を食べると、手打ち麺の本当の「真価」は、麺の「硬さ」にあるのではなく、やはり「柔らかさ」(多加水感)にこそある・・・・と再確認させられる気分だ。
そして、このハート・ウォーミングな深い味わいは・・・・麺打ちの「技術」だけではなく、もちろん「力」だけでもなく・・・・「心」で打つからこそ、このレヴェルの味わいにまで麺の美味しさが見事に「昇華」するのだろうと思えてならない。
さらに、毎日毎日、精魂込めて麺を打つのも大変だと思うが、それに加えて麺の一本一本にこれだけの縮れとネジレを「手揉み」して付けるのは・・・・これはもう、もの凄い作業量であり、一体、一日何時間労働なのだろうかと思う。
それを僅かに数百円で頂けてしまうのであるから・・・・・客としてはまさに「感無量」であり、本当に頭の下がる想いである。
世の中、スープに万全の注力をしているお店に「手打ち麺」のお店は極めて少ない。
逆に美味しい手打ち麺のお店で、無化調系の絶品スープを出すお店も、非常に「まれ」である。
この事実が何を意味しているかと言えば、誰しも一日の「仕込み時間」は限られているので、「絶品のスープ」と「絶賛の手打ち麺」の両方を毎日作るとなれば・・・これはもう、恐ろしいほどの「努力」と「才能」が必要であり、極めて困難だと言うことである・・・。
しかし・・・・こちらのお店は、その両方に「果敢」にチャレンジし、間違いなく見事な「成果」を勝ち得た、非常に「類まれ」な存在のお店だと思う。
こちらのラーメンを頂けば、まったく言葉を交わさずとも、店主氏の並々ならぬ非凡な「決意」が、まるで「テレパシー」のように、私の脳裏に明確に伝わって来る。
大満足とともに食べ終えると、えも言われぬ深い「幸福感」に襲われた。
お腹はすっかり満腹であるが、何と言うか、すっきりとした美味しさの無化調スープと多加水麺の効用なのだろうか、非常に胃に優しく消化が良い感じである。
何と言うか・・・・麺も、スープも、食べた瞬間からすぐに「体の一部」として同化してしまうような・・・・不思議な一体感を感じる。要は、体にとって「違和感」「異物感」が全く感じられない味わいなのだろう。
まさに、美味しいだけでなく、「天の恵み」かと思うほど、体に優しく、心に嬉しいラーメンだと思う。
私は独身なので子供はいないが、もしいつか自分の子供にラーメンを食べさせるのであれば、是非こちらのお店のラーメンを食べさせたい・・・・と心から思った。
こういう味のラーメンを食べて育てば、きっと明るく、真っ直ぐな、優しい子に育つことだろう。
店員さんの感じも非常に良く、メニューにも意欲作が多い。
白河の地は私には決して近くはないが、ぜひともこちらのお店の全メニューを制覇したくなるお店だ。
(麺は完食。スープは7割飲んだ。)
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