ラーメン&つけ麺食べ歩き
千石自慢らーめん 巣鴨 本店
(東京都 文京区)

店名 千石自慢らーめん 巣鴨本店(せんごくじまんらーめん すがもほんてん)
住所等 東京都文京区本駒込6-5-4 【地図表示】
禁煙 タバコ完全禁煙
訪問日 2004年7月上旬 ラーメン 520円



〜千石自慢ラーメン 巣鴨本店〜

(各写真はクリックで拡大します)




JR巣鴨駅から徒歩5分ほど。
東京メトロの千石駅からも同じ位の距離。






白いヒサシが目印。
以前は黄色のヒサシだったが・・。






人気ラーメンベスト3。
絵が上手ですな。
明け方5時まで営業してます。






「めにゅう」
この内容でラーメン520円とは
嬉しいですねぇ。






券売機はシンプルに「白」。






サンルームのように、
ガラス面積が大きく取られた店内。






カウンターのみで、椅子はなし。
立ち食いもオツなものですぞ。
夜はJR山手線「新宿〜渋谷」並の大混雑に。






ちょっと時間のかかる麺茹で。
意外にも平ザルで麺上げをしています。
店内はニンニクの匂いで充満。










2004年7月上旬 らーめん 520円



見た目はすごいインパクト。
ニンニク風味も強烈。
しかし、スープは意外に「軽さ」があり美味い。
意外にソフトな太麺+シャキシャキモヤシは相性抜群。
確かに大勢の人に支持されるであろう「味」。









平太周やぽっぽっ屋などに比べると
麺が背脂を「身にまとっていない」のが良く判る。
意外にコッテリしない「ライトさ」は万人向け。






「ライトは嫌」という人は、
麺と同時に背脂をたっぷり飲むべし。
飲むべし!飲むべし!




2004年7月上旬 らーめん 520円

背脂豚骨スープで人気のお店。JR巣鴨駅だけでなく、東京メトロの千石駅からも近い。以前は黄色のヒサシだったが、2年位前に白のヒサシに変わった。
昼でも夜でも時間にかかわらずいつも混んでいるお店。きちんとした店舗でありながら、店内に椅子はなく、立ち食い形式である。そのため混んでくると店内はデパートのバーゲン会場か、山手線の終電かというほど、人、人、人、人、人、でギュウギュウになってしまう。

毎日すごい杯数が出ていると思うが、スープの仕込みは店の2Fで同時に何本もの寸胴を使ってやっているらしい。
店内はかなりニンニク臭い。ラーメンからもかなりニンニクが漂ってくる。食券を預けてしまうと、立ち席なので誰がどのメニューか分からなくなってしまう気がするが、店員さんはしっかり覚えていてくれる。

ほぼ一年ぶりに食べたが、以前はスープの量がかなり少なめで、ほとんど背脂の中へそのまま麺が入っている感じだったが、今回はきちんとスープに麺が入っている感じになっていた。ただその分、以前と比べるとスープの豚骨がちょっと薄くなっている気がしたが、久しぶりなので勘違いかも知れない。また、夏場は豚骨の出が安定しないと言う話も聞く事がある。
見た目の大量の背脂はすごいインパクトだが、ネットリするようなゼラチンの濃度はなく、「平太周」や「ぽっぽっ屋」のような、スープに分厚く背脂が溶け込んだような感じもない。この路線としては意外と軽さのあるスープだ。

飲んでみると、醤油ダレの量も適度で濃すぎず、コッテリだがくどすぎないスープと良くマッチして、かなり美味しい。
器の中では、豚骨を土台として、「背脂」「ニンニク」「化学調味料」の三者が、見事な味の「ゴールデントライアングル」を形成している。この三者ががっぷり組むと、確かに多数の人が「美味しい」と思うスープになるだろう。
豚骨の臭みはないが、強烈なニンニク風味が、かなりのインパクトだ。素材は豚骨メインなので、旨味の相乗効果はあまり期待できないものの、それゆえに「うるささ」のない、ストレートな豚骨スープだ。豚骨+背脂の魅力を取り入れつつ、ゴクゴク飲めるようなライトさが絶妙。

また、麺自体も「がっつり」した太麺が組み合わされそうなところを、意外にソフトな食感の麺を入れている。太めの角ばったものだが、小麦密度の低そうな、ヌルーリとしてコシが柔らかく、ファミレスやフードコートなどで味噌ラーメンを食べると、よく出てきそうなタイプの麺だ。プリプリしない、あまり熟成させていないソフトな感じ。この、ちょっとライト系背脂のスープとの組合せは、意外によく合っていて美味しい。また、軽く茹でてあるシャキシャキのモヤシと合わせてほおばると、箸がまったく止まらなくなる。
実際、モヤシは、このちょっと歯応えが物足りなくなりそうなソフトな麺の食感を補強し、かつ、背脂をほどよくさっぱりさせて清涼感を出している。このラーメンにおいてはかなり重要な役割を演じている必要不可欠の名脇役だ。
チャーシューは見た目どおりというか、フチがちょっと固くて、燻製っぽさのある食味。メンマはちょっとだけ薬臭さがある気がした。

この手のラーメンと言うと、ギトギト背脂と濃い目のしょっぱい醤油ダレ、ゴワゴワ固い麺・・・・というパターンが多いが、ここのラーメンは意外に「重さ」や「固さ」がないソフトな万人向けの方向で上手にまとめている。
麺が「ゆるり」と柔らかいので、アゴの力の弱い女性にも喜ばれそうだし、飲んだ後に軽く一杯食べて帰る時などにもぴったりだろう。消化もよさそうなので深夜食にも向いている。
美味しいし、値段もかなり良心的なので、ともかくすごい人気ぶりが納得できるお店だ。


(麺は完食。スープは4割飲んだ。)











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