ラーメン&つけ麺食べ歩き
榮
(埼玉県 南埼玉郡)
店名 榮ラーメン(さかえらーめん) 住所等 埼玉県南埼玉郡菖蒲町菖蒲512-1 【地図表示】 禁煙 タバコ分煙(カウンター席のみ禁煙、他は灰皿あり) 訪問日 2005年7月上旬 醤油ラーメン 630円
〜榮ラーメン〜
(各写真はクリックで拡大します)
お店が見えてきました。
国道122号から県道12号を東へ200m入り、
洋服店「しまむら」の右脇路地を入ってすぐ。
店前が駐車場です。
営業時間と定休日。
このガラスの裏が麺打ち台かな?
店内は窓が広く明るい造り。
カウンター、テーブル、
そして奥に小上がり席があります。
厨房風景。
皆さんテキパキした動きです。
チャーハンの評判もいいようですね。
醤油ラーメンをオーダーしました。
2005年7月上旬 醤油ラーメン 630円
青竹による手打ちラーメンです。
スープは塩味が立ち、佐野っぽいものの・・・
麺はまるで「きしめん」を彷彿とさせるかなーりの幅広。
フレッシュな風味、まさに茹で立て、作り立て、という感じで美味しいです。
しっかりとしたダシと塩加減で、全体にパンチのある味ですね。
チャーシューが実に悶絶モノの美味しさ。
醤油というよりも、ほとんど塩味テイストのスープ。
動物系のガラのコクや風味もしっかり感じられ、多めの油で量感も付与。
麺を食べさせる事に主眼を置いている味付けですな。
一瞬、きしめんと見紛うほどの幅広さの手打ち麺。
噛み締めると、小麦粉の旨味と香りが口腔いっぱいにあふれ返る美味しさ。
ただ、麺自身の塩っ気がちょっと強いような気も・・・。
表面が小気味良く、ツルッ、ツルッ、としています。
あまり噛まずとも、ツルーーーッと自然とノドを通り過ぎてゆく。
舌触り、歯応え、ノド越しとも秀逸です。
2005年7月上旬 醤油ラーメン 630円
2001年開店で、本格的な手打ち麺が食べられると評判のお店。
聞くところによれば店主さんは栃木県佐野市で麺打ち修行をしたらしい。お店は電車のどの駅からもかなり遠く離れていて、車でも国道から県道へ入り、さらに路地を入るちょっと奥まった場所なので、立地条件はあまり良いとは思えないが、私が訪問した際も次から次へとお客さんが訪れていて、高い人気のほどが伺える。
登場したラーメン・・・・見た目も確かに佐野の系統である。
メニューには「醤油」と書かれているが、スープは醤油の風味はほとんど感じられず、見た目も味わいも限りなく「塩」に近いと思う。ただ、もともと佐野ラーメンのスープ自体が、醤油と塩の中間のような感じなのでそれほど違和感はない。
一口飲んでみると結構しょっぱめだが、動物系のガラのコクや風味もしっかり感じられて、いわゆる佐野ラーメンに多いあっさりした素材感のダシと比較すると、多めの素材感がある。ただ、塩分のせいもあってゴクゴクと続けて飲める感じにはならないと言うか、もともとの狙いが、ダシの美味しさをじんわりと楽しむ「飲むためのスープ」ではなく、「麺を食べさせるためのスープ」を志向していると言う感じだ。
そのせいか味の濃さは、ほとんど「つけ麺」のつけ汁に近いイメージを受ける。表層の油もやや多めで、スープの口当たりを重くしているのもつけ汁テイストを加速している。
麺は、箸で持ち上げてみると、ちょっと驚くほど幅広の平打ち縮れの麺だ。
一目見て、その幅広ぶりに意表を突かれた感じで、「こ、これって、きしめん?」と驚いてしまった。この広い幅は「佐野」と言うよりも、むしろ「喜多方」に近い・・・と思えた。
食べてみると、表面が小気味良く、ツルッ、ツルッ、として、噛むとモチモチ、モッチーリ・・・という感じでとても美味しい。全体の食感はやや柔らかめだが、モチモチした感じがあり、なかなか舌触りが良い。ノド越しも大変良く、すするとあまり噛まなくてもそのままツルーーーッと自然とノドを通り過ぎてゆく感じがある。
一方、飲み込む前によく噛み締めてみれば、今度は小麦粉の旨味と香りが口腔いっぱいにまさしく「あふれ返る」感じで感激してしまう。いかにもフレッシュな風味で、まさに茹で立て、作り立て、という感じである。
ただ、カンスイ臭は感じないのだが、麺自体にかなり塩が練り込まれている感じを受け、ちょっと麺自体がしょっぱい気がする。後半になると表面が溶けかかったようにヌメヌメ感が出てくるが、それが一層、舌触りとノド越しを良くしている。
チャーシューは、まさに「アンビリーバブル」な素晴らしい美味しさ。
巻きバラなのだが、塩、醤油などでしっかり味付けされパンチがあり、赤身は肉の濃い旨味を満載していて、脂身は臭みなど全くなく、赤身と一体となって「トローリ」ととろけたかと思うと、「ネットリ・・・」と舌にまとわりつき、からみつき・・・・分厚い旨味のベールを舌にまとわせる感じで・・・噛み締めるほどに、口中いっぱいにあふれんばかりの旨味が炸裂する。滅多に食べられないレベルのチャーシューだと確信してしまうが、いわゆる「トロける」タイプなので、肉の弾力のある歯応えをモグモグと楽しむタイプではない。
メンマもシャクシャクと歯切れが良く、柔らかめながらも繊維感がしっかりしていて味付けも絶妙、抜群に美味しい。
食べ終えてみると、やや幅広ではあるが、実に舌触りの良い「活きの良い麺」という感じで麺自体も美味しいし、チャーシューやメンマの美味しさもまさしく「特筆もの」であった。
青竹手打ちと言う佐野ラーメンの最大の魅力をしっかりと生かしつつ、一方であっさりしたダシ、チャーシューやメンマの存在感の薄さ、と言う佐野ラーメンの弱点(?)を、店主さんなりに、改良して提供しようと言う意図や工夫も感じられる。
ただ、汗をかきやすい夏の気候を考慮してなのか、やはり全体的にちょっと塩味が利きすぎている感じを受けた。特に麺自身に結構塩を使っている気がしてならない。スープを飲んだ際には、表層の油がマスクしてしまうせいか、それほど塩っ気が舌に触らないが、麺を噛んだ際に、軽く塩味が舌を突き抜ける感じがあるのだ。ただ、そのおかげで一口毎にパンチのある旨さを生んでいるとも言える。
(麺は完食。スープは3割飲んだ。)
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