ラーメン&つけ麺食べ歩き
日本一
(群馬県 桐生市)
店名 ラーメン 日本一(にほんいち) 住所等 群馬県桐生市広沢町6-454 【地図表示】 禁煙 タバコ可(灰皿あり) 訪問日 2004年8月中旬 塩ラーメン 600円
ラーメン 600円
つけ麺 700円
〜ラーメン日本一 その1〜
(各写真はクリックで拡大します)
到着しました。
目の前の道路は国道50号です。
写真手前側に数台分の駐車場があります。
なかなか年季の入った店構え。
ちょっと「ラーメンショップ」風ですな。
いざ、「日本一のラーメン」を食べに出陣です。
店内はカウンターと座敷席。
地元の皆さんが腰を落ち着けた、まったりとしたムードです。
メニュー表。
「ラーメン」「塩ラーメン」「つけめん」を注文。
「つけ麺」は壁に貼ってありました。
メニュー裏。
このスープは「ライス」とも良く合いそうです。
2004年8月中旬 塩ラーメン 600円
豚骨が割と生々しい感じで出ており、塩味はやや強めなものの、
意外にも「ゆったり感」のあるマイルドなスープ。
ラードがほとんど浮いていないため、意外にあっさりした繊細な面も。
肩の力を抜いてリラックスして食べるのが似合いそう。
油がほとんど浮かず、意外なほどにライトなテイスト。
決してパワーで押す感じではない。
中太のストレート麺は、ユルリと柔らかめの食感。
すすると「ツルリ」と、とても素直に口の中へ入ってくる。
多加水な感じで瑞々しい味わい。
2004年8月中旬 塩ラーメン 600円
群馬県とは言え、栃木県との境である界隈にあるお店。
佐野ラーメンの影響を受けていると思われる土地柄にしては、珍しいと思われるこってり豚骨ラーメンで、若者や、タクシー運転手、トラック運転手などから多くの支持を集めている深夜営業のお店らしい。
店名を聞いて、「日本一おいしいラーメン」「日本一うまいラーメン」」・・・・を連想させる店名に魅かれたのと、少し調べてみると山岡家との関係をほのめかすWebページなどもあり、訪問してみた。
お店の20m位先に数台分の駐車場がある。大きな幹線道路沿いと言うこともあるが、ヒサシやノボリ旗などは排気ガスでちょっと年季が入っている感じ。店内はカウンター席と座敷になっていて、使い込まれた調度品などからも、なかなかの歴史と繁盛振りが伺える気がした。
登場したラーメンは、見た目は、「家系」と「ラーメンショップ」の中間のような感じ。やたらと巨大なレンゲが添えられ、一口スープを飲んでみると、豚骨が割と生々しい感じで出ており、塩味はやや強めではあるが、表面にはありがちなラードの層がほとんど浮いていないため、意外なほどにあっさりした繊細な面も併せ持っている。メンマから浮いて出たのかちょっとゴマ油っぽい油も極少量浮いていた。
麺は中太のストレートで、ユルリ、ヌルリと柔らかめの食感。すすると、すすった分だけ「ツルリ」と、とても素直に口の中へ入ってくる。小麦密度がそれほど高くなく、多加水な感じで瑞々しい味わいでなかなか美味しい。
味玉は色も濃いが味付けも濃い目だった。チャーシューは肩ロースかと思われるが、やや固めで繊維感があるもの。メンマは繊維がやや固めでショキショキした食感。そして、カツオ節と思われる味が付いている。
食べ終えてみると、もっとパワーでグイグイと押してくるラーメンを想像していたが、意外にも「ゆったり感」のあるマイルドなスープであり、肩の力を抜いてくつろいで食べるのが似合いそうな旨いラーメンだと思えた。スープの温度がちょっと控えめに感じたので、余計にそう感じたのかも知れない。
(麺は完食。スープは3割飲んだ。)
↓続きあり
〜ラーメン日本一 その2〜
同上日 ラーメン 600円
ラードや背脂が投入され、醤油ダレや調味料の補強もあって
かなり味の厚みや輪郭が増したスープ。
ルックスは「ガツン」と来るインパクト系に見えますが、
見た目よりはマイルドで優しい味わい。
美味いラーメンですね。
いわゆる豚骨醤油スープですな。
ディープとか、ワイルドとか言うよりも、
独特なゆったり感のあるスープ。
レンゲがでかい・・・ (´Д`)
ツルリ、ユルリ、とした意外にソフトな
やさしい食感の中太麺。
同上日 ラーメン 600円
食べた中では、この醤油味が一番私の好みと合っていた。
醤油の輪郭とともにちょっと化学調味料も効いていて、その分、豚骨の生々しさも隠れて判り易い味になっていると思う。ラードや背脂の量も増やされていて、厚みや滑らかさが増強され、グイグイと箸が進んでゆく旨いラーメンだ。
箸で麺を持ち上げた際も、ふんわりと醤油やラードの香ばしさが立ち昇って、食欲を刺激される。それでも決して、ディープとか、ワイルドとか、ラーメンと対決すると言う感じではなく、適度な厚み感のあるマイルドなスープである。この、独特なゆったり感、リラックスして、安心して食べられる感じが、人気の秘密の一つなのかも知れない。
麺も塩ラーメン同様に、ユルリとした意外にソフトなやさしい食感の麺である。
見た目からは、もっと自己主張の強いラーメンかと思っていたが、やはり、意外なほど穏やかな路線でまとめられている。こう言った穏やかな豚骨スープも、一つの美味しいラーメンの形だと思う。
ただ、豚骨については、今回たまたまかも知れないが、仕込んでから、ちょっと長時間火にかけすぎた感じであり、鮮度感というものがあまり伝わって来ないような気がした。
また後半、卓上にあった無料薬味のニンニクを入れてみたが、ニンニクボトル自体がすでに底が尽きかけだったため、残ってたニンニクも風味がちょっと飛び気味で、入れてもあまり風味が出ることはなかった。
麺、海苔や玉子、メンマなどは「塩」と同一の様子。
後で知ったが、「ネギラーメン」が特に人気らしい。
(麺は完食。スープは3割飲んだ。)
↓続きあり
〜ラーメン日本一 その3〜
同上日 つけめん 700円
つけ汁の器が大きいですな。
具などはラーメンと共通ですが、麺の量は二玉分でしょうか。
つけ汁の温度がかなり低めで、ちょっと冷やし中華的な性格も。
好みで「酢」と「七味」を足して食べませう。
ラーメンスープと比較して結構色が濃いですな。
つけ汁としての濃さを出すためか「ラード」と「醤油ダレ」、
そして「塩」が多めに投入されているようです。
コッテリ感とともに強めのしょっぱさ。
ソフトでやさしい食感の中太麺。
小麦密度の低そうな食べ易い軽さがあり、
多加水と言うか、ちょっと水っぽさがあるライト系の食味。
全体的にちょっと短めかも。
同上日 つけめん 700円
最後に「つけめん」をオーダー。「つけめん」は卓上メニューには載っていなかったが、壁に貼り紙がしてあったもの。
登場したつけ麺のつけ汁の器は、どうやらラーメンのものを流用しているようで、やたらと大きめである。つけ汁に、お好みで「酢」と「七味」を足して食べて下さいと言われる。
まずは、麺をそのまま食べてみると、ラーメン同様にユルリとした意外にソフトなやさしい食感であり、小麦密度の低そうな軽さがあり、多加水と言うか、ちょっと水っぽさがあるライト系の食味だ。量は二玉分くらいありそうだが、ただ、全体的に麺が短めで、もう少し長い方が食べ易いと思う。絶妙に控えめな甘味が効いていて、味自体はなかなか美味しいと思う。
つけ汁は、ベースは醤油ラーメンのスープと同じかと思うが、つけ汁としての濃さを出すためか「ラード」と「醤油ダレ」、そして「塩」が大量に投入されていて、コッテリしているとともに半端でないしょっぱさがある。そのため、麺を全部どっぷりと浸けて食べると私にはしょっぱ過ぎたので、半分くらいまで浸して食べるとちょうど良かった。
また、真夏である事を考慮しての気配りなのか、つけ汁の温度がかなり低めで、ほとんど室温という感じであった。そのため食べた感覚的に「冷やし中華」と通じる部分があるメニューと感じた。酢や七味を足すと、さらにその傾向が強くなった。
具などは基本的にラーメンと同一のようだ。
(麺は完食。スープ割はせず。)
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