ラーメン&つけ麺食べ歩き
めんやもも
(東京都 江戸川区)

店名 めんや もも(めんや もも)
住所等 東京都江戸川区江戸川6-9-5 【地図表示】
禁煙 タバコ完全禁煙
訪問日 2004年7月下旬 塩ラーメン 650円



〜めんや もも〜

(各写真はクリックで拡大します)




お店は環七通り沿いです。
一之江駅と葛西駅のほぼ中間。






かわいい文字の看板ですな。
「気泡」のような窓のデザイン。






店前のメニューです。
醤油と塩の二本立てですね。
つけ麺もあります。






券売機制です。
塩ラーメンを購入。






店内はカウンターのみ。
厨房側と窓側に分かれています。






窓側のカウンター。
カネゴンやバルタン星人がいます。
( ´∀`)










2004年7月下旬 塩らぁめん 650円



このラーメンのポイントは
「芳ばしい香油」と「肉のダシ」ですね。
ジワジワ穏やか路線ではなく、「明確な主張」路線です。
どこの塩ラーメンとも違う「美味」。









多加水でゆるやかで柔らかめの食感。
ふくよかで、ちょっと「のったり」とした
気の長〜い感じの麺。






肉の旨味と芳ばしい香りにあふれたスープ。
目に見える白っぽい成分は
すりつぶした「肉」が直接溶け込んだ感じ。




2004年7月下旬 塩らぁめん 650円

一之江と葛西の中間辺り、環七通り沿いにあるお店。
まん丸の窓や裸電球の照明、怪獣人形のコレクションなど、なかなかユニーク。

登場した塩ラーメンは、スープの表面に浮く油にかなり鮮烈な風味が付いている。鼻を近づけると「ふわぁっ」と揚げタマネギのようなとても芳ばしい香りがした。もしかしたら焼いたスルメを素材に使ったような風味にも思える。単一の素材ではなくいろいろな素材から香りを付けた油なのかもしれないが、いずれにしても、このかなり芳ばしい「芳香」が支配的であり、かつ、一口目から食欲をそそるインパクトを出している。
スープの味自体は、玉ネギのエキスと肉汁がたっぷりと溶け出したコクのあるスープに、ミネラル感の豊かな塩の旨味が味を引き立てる絶妙なバランスで加えられている。スープの中には白濁したエキス分が漂い、底の方には細かく刻まれた「挽き肉」が潜んでいてしっかりと肉のコクを加えている。
素材感のある塩スープというと、ジワジワと旨味が立ち上がってくる穏やかなスープである事が多いが、こちらのラーメンは、最初の香味油のインパクトとともに、しっかりと判りやすい美味しさを前面に出している。

出汁としては魚節や甲殻類はあまり感じられず、メインは豚や鶏などの動物系だと思う。やはりこのスープの何よりのポイントは細かく刻まれて投入されている「挽き肉」だろう。かなり良い肉なのか、とても肉汁が良く出ていて、そのイノシン酸系のコクや風味がとても心地よい。それにプラスして複数の隠し味をいろいろと感じる。先の香味油と相まってなかなか複雑な奥の深いおいしいスープである。
後半、香味油が減ってくると、肉の旨味を使ったブイヨンのような洋食っぽい美味しさも感じることができ、小学生の頃に給食のメニューの中で一番大好きだった「ソーセージスープ」の味を思いだしてしまった。油が浮く透明感のあるスープに白濁したエキス分が混じる見た目も良く似ていると思う。

麺は細麺だが、結構多加水で、プニプニした柔らかめの食感。優しいコシとふくよかな味わいで、ちょっと「のったり」とした気の長い感じの麺である。今回たまたまと思うが、意外にからまっていてちょっと箸でつかみ上げずらかったが、このスープとの相性はとても良いと思う。
チャーシューは大きめ薄めの巻きバラ肉で、箸でつかんだらホロホロ崩れてしまうかと思ったが、意外な事に噛んでも簡単に噛みちぎれないような粘り強いコシのある肉質だった。味付けは薄めで、肉本来の味を残したもの。
また、刻み玉ネギが載っていてシャクシャクした清涼感ある歯応えを期待したが、こちらも意外に固さのある食感で、玉ネギ特有の辛味や甘味、催涙効果のある硫化アリルの匂いがしなくて、薬味としてはちょっと大人しめに感じた。ほうれん草は緑の彩りとしてポイントが高いが、やはりスープに同化した大人しめの味になっていた。
また、食べている時はそれほど塩分の濃さは感じなかったが、食後は舌の中央に塩の後味が意外に長く残った。



(麺は完食。スープは8割飲んだ。)











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