ラーメン&つけ麺食べ歩き
ちなり
(群馬県 伊勢崎市)
店名 ちなり(ちなり) 住所等 伊勢崎市八斗島町1600-1 【地図表示】 禁煙 タバコ完全禁煙 訪問日 2004年4月下旬 ラーメン 600円
ちなり麺 800円
〜熟成手打ち麺 ちなり その1〜
(各写真はクリックで拡大します)
むぅ・・・・インパクトのある店構え。
ガソリンスタンドの敷地内、その一画にお店はあります。
それにしても・・・オイル交換4Lで1000円は安い。
白いノレンの奥が厨房。
カウンター席と小上がり席(座敷)が一つ。
店の造作はほとんど店主さんのハンドメイドだそうです。
おぉ!こ、これは・・・。
石神氏と渡辺樹庵氏のサインを発見!
店主さんとお二人の記念写真も飾ってありますな。
メニューです。
普通のラーメンとちなり麺との違いがイマイチ不明。
麦茶と冷水の2種が置いてあるのは親切。
2004年5月10日から定休日が月曜に変更されたようです。
超多加水+手打ち+熟成・・・
まさに垂涎ものの麺ですな。
しかもスープは銘柄昆布中心・・・。
この時点で既に期待値MAX!
2004年4月下旬 ら〜麺 600円
一口食べて、驚愕!
こりゃ、うまい。
スープ最高!麺も絶品!
「超多加水麺」の看板に一切の偽りなしですなぁ。
また、昆布の濃厚な旨味&甘味が舌をとりこにするね。
こういう味のラーメンって東京には絶対ないんだよなぁ・・・。
2004年4月下旬 ら〜麺 600円
お店は隣のガソリンスタンドの敷地とちょっと境界があいまいな感じが面白く、看板なども手書きっぽい。入店すると右にカウンター席、左に小上がりの4〜5人用の小さな座敷がある。
現役大学生という店主さんがお一人で切り盛りしていた。調理から接客、会計と八面六臂の活躍だが、非常に気合が入っている感じで、何でもテキパキこなしてゆく様子は見ていても気持ちが良い。店内の造作もほとんどが店主さんの自作らしい。
登場したラーメンは・・・・割とオーソドックスなビジュアルながら、一口スープを飲んでみると・・・とたんに目の前には別世界の風景が広がる。
ジャンルで言えば間違いなく「佐野ラーメン」のジャンルである。店内の説明には羅臼産・日高産昆布とカツオ節で出汁をとったと書いてある。そこへやさしい動物系の出汁が加わって伝統的な中華そばスープながら非常にレベルの高い素晴らしい味わいが現出している。昨今のニューウェーブ系ラーメンから比べると、懐かしい伝統的な「中華そば」の進化形という感じだが、その完成度という点では、従来のものとは世代が違うというか、明らかに独走しているレベルの高さ、おいしさである。
そして、さらに、さらなる感動が数秒後にやって来た。「手打ち麺」である。こちらのお店は三日間仕込みにかけているという、まさに究極の「超多加水麺」であった。
やや太めで不規則によじれのあるその麺は、すすり具合はツルツルと滑らかで、噛めばモチモチ、さらに舌にすいついてくる素晴らしいモチ肌、適度なボリュームがあり、喉越しもまさに絶品。まさに手打ちだからこそ可能な「多加水」のなせるワザである。それを大切に保管して熟成させ、この味、この喉越し、が完成するのであろう。
すすれば「ツルツル」、歯を入れれば「プリッ」、中は「モッチリ」、噛めば「シコシコ」、喉越しは「スルリ」、という超快感。熟成の大切さ、そのなんたるかをつくづく思い知らされる「麺」。手打ち麺の好きな人には、まさに究極的にお奨めのお店である。麺は180g位と思われる。無粋なカンスイ臭など微塵もなく、小麦「粉」の存在を強く感じさせる。
手打ちラーメンのメッカ「栃木県佐野市」でも随分と食べ歩いたが、確かにここと同じ麺には出会えなかった。佐野ラーメンのように細くないのでふくよかなモッチリ感がある。また、スープも化学調味料に依存せず、素材の旨味やコクがしっかりと感じられる。まさに「ちなり」でしか味わえない素晴らしい味である。まさに手打ち麺の真の魅力を「開眼」させられる思い。
チャーシューは厚めの巻きバラが二枚入って来る。ちょっと固めに感じたが、スープの方向性と完璧に一致した薄めの味付け。
メンマは天然水で戻したというが、かなり甘めの味付けで、この辺はちょっと懐古趣味的に感じた。
ちなみに超熟ホタテ餃子も頂いたが、やや小振りであるものの餡の味の密度は非凡なものがあった。しかし餃子400円はサイドメニューとしてはちょっと気軽に頼めない価格なのと、自家製ラー油がかなり辛くてむせてしまった。ラー油をつけダレに入れる時は入れすぎないよう注意した方がよい。お水はセルフだが、冷水と麦茶が選べる。
2004年5月10日から定休日が月曜に変更になる旨の貼り紙があった。
(麺は完食。スープも完飲。)
↓続きあり
〜熟成手打ち麺 ちなり その2〜
同上日 ちなり麺 800円
おぉー!
器にドドーンと横たわるバラチャーシュー!
まさに横たわる感じですな。
スープと麺は基本的に普通のラーメンと一緒です。
同上日 ちなり麺 800円
基本的にはスープ、麺ともに普通のラーメンと同じ。違いはチャーシューのみである。こちらのチャーシューは長さ20cmはあろうかという厚めのバラ肉が二枚ドーンと入って来る。先に食べた普通のラーメンのチャーシューと同じバラの部位であるが、より味がふくよかで柔らかくおいしい。とても滑らかな肉質に感じた。使っている豚の種類が違うのか、それとも製法が違うのかも知れない。味付けはやはりスープの方向性と完璧に一致した薄めの味付けで好感が持てるが、脂身面積が4割ほどあり、個人的に脂身が苦手の私としては、チャーシューそのものが巨大という事もあって、後半、ちょっと脂身の多さを感じた。
スープも麺も相変わらず非常に素晴らしい。研究熱心な若さと情熱が成せるワザなのだろうか。チャーシューが巨大になる分、脂が多くスープへ溶け出すらしく、やや量感というか、スープのコッテリ感が増していた。コッテリ好き、肉好きな方に、特に好まれるメニューと言えるだろう。
(麺は完食。スープは7割飲んだ。)
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